「くそっ……アンフェアだ!」 「今のどこがアンフェアなのよ!?」 顔面蒼白で、叫ぶマルフォイがいた。 その向かい側には得意げなウィーズリーがいる。 「ポッターが邪魔して……」 「邪魔?!彼が?!そんな馬鹿なことを……ありえないわよ。 彼が邪魔する必要性がどこにあるの?考えるべきだわ!」 小さな舌打ちが聞こえた。 「もういい!行こう、!」 「どうしてあたしがそうしなくちゃ行けないのかしら? あなたと一緒に寮に戻らなくちゃいけない理由が無いワ!」 眉間にぐっと皺が寄った。お互いに。 「さっき僕は君に告白したんだぞ?!」 「……あら、そうだったかしら?!」 声が一際大きくなっていく。 「まあまあ、、落ち着いて」 「有難うグレンジャー。でも今落ち着いていられないわ」 落ち着かせようと試みるグレンジャーに、は低く呟いた。 「思い出せないんだったら、今もう一度云ってやろうか?!」 「……え!?」 「僕は君が好きなんだ!僕と付き合え!」 「いいわよ。あたしも好きだもの。さきに寮へ戻るわ」 「ま、待てッ……!」 追いかけっこはまだまだ続く。 |
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